勝手にJulie祭りライブ篇

2011年9月 1日 (木)

人間60年 ジュリー祭り 第2部Disc.3

いよいよ最後の1枚だ。
これがアンコールとなる。
アンコールだけでCD1枚分だ。

衣装替をしたJulieが登場して、やっとMCらしいMCが聴ける。
MCというか、御礼の言葉だ。
そこで、夢ということを語る。

08123dome685mc4

(前略)

ザ・タイガースの時代というのは、私にとっても本当に宝物です。まさに、夢でした。
僕は夢見る男ではありません。でも、みんなに夢の中に連れていってもらいました。
それからずっと、今も夢の中にいます。夢の中にいましたから、僕はその上に夢を見る事はできませんでした。
現実を一つ一つ踏みしめて来ました。現実を見ることだけをしっかりとやろうと思ってやって来ました。
そして、日常を日々の暮しを一歩一歩歩んで来たら、また今日、夢の中に連れていってもらいました。

この夢が、早々長く続くとは思っておりません。当たり前のことではありません。
ほんとに、みなさんのお陰で、夢が見れました。
ありがとう。ありがとう。ありがとう。

60にもなって、3万人もの人の前で歌えることは、ほんとに嬉しさの極みです。
また明日から、しっかりと、日常を暮らしていきたいと思います。
一日も長く、歌っていたいと思います。

今日は本当にありがとうございました。ありがとうございました。ありがとうございました。ありがとうございました。

メンバーにも拍手を。

(後略)

しっかりした気持ちを持って生きているJulieだとよくわかる。
ザ・タイガースのメンバーは、みんなしっかり生きてきた。
汚い大人にならずに。

そして、昔、弾けてバラバラに翔んで行った7つの星は、再び重なって眩い光を放とうとしている。
でも、一つは静かに消えた。一つは光を弱めている。一つはまだ軌道が重ならない。
まずは、4つ星の輝きをこの目にする。

ドームライブも佳境。
Julieの言葉を聴きながら、目前に迫ったほぼタイガースを想う。

「まだ歌うぞ~!」と叫んでラストスパートをかけるJulie。
「歌う」ことは、Julieにとっては最大の喜びなのだと思う。


収録曲

1.MC
2.カサブランカ・ダンディ(79)
3.勝手にしやがれ(77)
4.恋は邪魔もの(74)
5.あなたに今夜はワインをふりかけ(78)
6.時の過ぎゆくままに(75)
7.ヤマトより愛をこめて(78)
8.気になるお前(73)
9.朝に別れのほほえみを(68)
10.遠い夜明け(00)
11.いい風よふけ(99)
12.愛まで待てない(96)

081228juliematurihiv38_2

最後の最後、関東一本締めでドームが一つのパ~ンに覆われた後のJulieの感極まった表情。
誰よりも努力し頑張った人のみが味わえる、最高の感動がJulieの全身を駆けめぐっている。


終わった。
5月31日から、先のことは考えずに始めた1日1枚のCDを年代順に聴いていく楽しみは、とうとう9月1日まで続いた。
Julieのライブを待つ時間は、こうして費やされた。
今日終わって、自己満足に浸ったり、ホッとしたり、気付けば、あと1週間でライブ初日だ。

ずっとJulieの歴史を振り返っていたので、時々タイガースを想いつつも、心はまだタイガース全開ではない。
だから、あと1週間といっても、少しピンと来ない。
Julieの歴史がやっと現在まで来たので、その続きの新しいページをもうすぐ開くという静かな感動がある。

ほぼタイガースで、どんなJulieに逢えるのだろう。
初日、私はどういう風に感じるのだろう。
それが楽しみだ。

2011年8月31日 (水)

人間60年 ジュリー祭り 第2部Disc.2

衣装替をしたJulieが登場。

08123dome601

バラードで始まる。
深い愛の歌3曲。
「ユア・レディ」は、1973年のリサイタルで歌ってから、35年経ったね。

収録曲

1.Don't be afraid to LOVE(91)
2.約束の地(92)
3.ユア・レディ(73)
4.ロマンスブルー(08)
5.TOMO=DACHI(08)
6.神々たちよ護れ(08)
7.ス・ト・リ・ッ・パ・ー(81)
8.危険なふたり(73)
9.おまえにチェックイン(82)
10.君をいま抱かせてくれ(94)
11.ROCK'N ROLL MARCH(08)

08123dome691

アルバム「ROCK'N ROLL MARCH」からの曲、昔のヒット曲、それ以外の曲をうまく絡ませて、快調に歌っていくJulie だった。
私は全部知っている曲だったが、たとえ知らなくても知っていても、そういうことはもうどうでもよくなっていく2部だったと思う。
60曲を超えて、Julieが最後まで歌いきってくれることだけをみんなが願っていたような気がする。

本編最後は「ROCK'N ROLL MARCH」。
ふと、このCD集のサブタイトルを思い出した。
「沢田研二 ザ・タイガースから今日まで ROCK'N ROLL MARCH」。
2008juliematuricdsyu

つまり、ザ・タイガースから今日まで、ずっとROCK'N ROLL MARCHで来たってことだ。
音楽的なことは全然わからないが、気分は分かる。
バンドをバックに、バンドと一体となって歌い続けたってことだよね。

ああ、その始まりのザ・タイガースにもうすぐ逢える。
結果的に、鉄人バンドも一緒というのが、実は非常に嬉しい。

「ROCK'N ROLL MARCH」が、69曲目。ロックだ!
このCDでは、Julieは、メンバー紹介以外、「ありがとう サンキュー アリガトーネ」しか言わなかった。

2011年8月30日 (火)

人間60年 ジュリー祭り 第2部Disc.1

わずかな休憩後、時間を惜しむように2部へ突入。

081228juliematurihiv17

収録曲

1.不良時代(72)
2.Long Good-by(08)
3.涙(72)
4.美しき愛の掟(69)
5.護られている I love you(08)
6.あなただけでいい(72)
7.サムライ(78)
8.風に押されぼくは(08)
9.我が窮状(08)
10.Beloved(08)
11.やわらかな後悔(08)
12.海にむけて(08)
13.憎みきれないろくでなし(77)
14.ウィンクでさよなら(76)
15.ダーリング(78)
16.TOKIO(80)
17.Instrumental

2部は、ほぼ還暦ツアーと同じだが、還暦ツアーは32曲だったから、6曲多い。
何が増えたのか調べた。

美しき愛の掟
ウィンクでさよなら
ダーリング
ユア・レディ
Don't be afraid to LOVE
約束の地
恋は邪魔もの
朝に別れのほほえみを
遠い夜明け
いい風よ吹け
愛まで待てない

これでは11曲増えたことになるが、「君だけに愛を」「君をのせて」「追憶」「あなたへの愛」が1部で歌われているのと、「ヘイ・ジュテーム」が歌われなくて「ユア・レディ」に替えられている。
だから、差し引き6曲多いことになる。

「不良時代」を聴いていると、ドームもだが、6月25日の「還暦だぞ!! ROCK'N ROLL MARCH」ライブを想い出す。

真っ赤なJulieが登場した時の興奮。
会場は一気に沸点に達して、Julieの還暦を祝ったのだった。

思えば感動の連続だった2008年。
もうこれ以上の感動はないだろうと思うが、後9日後のほぼTGのライブ初日の感動はどうなんだろうか。
自分で予測ができない。

2部の凄いところは、2008年のアルバム曲を全部歌ったことだ。
特別なドームライブでも、Julieの基本の姿勢は変わらない。
ライブツアーの最終という位置づけ。

だから、「ROCK'N ROLL MARCH」は特別なアルバムだと思う。

5曲目が終わって短い声かけがある。
それが大好き。
みんなにトイレに行ったか、なにか食べたか訊いて、みんなが返事を返した時、
「良かった」と言う。
その「良かった」がとても好きなの。
その後の、「それでは、続けま~す」。
これがまた大好きなのよ。
誰かわかってね。
気負っていないJulieの柔らかな声・言葉がとてもとても好き。
あ、わかってくれる?良かった。

もう一つ、Julieの可愛いコメント。
「あなただけでいい」を歌い終わった時、「もっと拍手を」を言った後で、「恐縮です」。
なんて可愛い人なんだろう。

「我が窮状」を聴いていると、昔、会社の人形と悪口を言われていたことを思い出した。
綺麗な容姿のせいで、Julieの本質を見ようとしなかった輩は、Julieが何も考えない人形のように言った。
タイガースだって同じだ。彼らの本質を見ないで排除しようとする人間の多かったこと。
その刃は、どうしても一番目立つJulieに向けられることが多かった。
それが、PYGになってもソロになっても続いた。
Julieは強い意志と継続することで、それらの不条理に立ち向かった。
そうして歩み続けて、今ドームにたって、「我が窮状」を歌っている。

「コーラスさ~ん、コーラスさ~ん」
歌い終わって、Julieが優しい声で呼びかける。

ずっと、Julieの素晴らしさがわかる一人でいたいとしみじみ思う。

2部になっても、声は衰えるどころか、ますます伸びやかに歌っていく。
「海にむけて」の後で、「もっと拍手を」「再び恐縮です」がある。
「もっと拍手を」を2回言ったことになる。
自分で大満足の出来栄えだったのかしら。
気持よく快調に歌っているのだね。

16曲目「TOKIO」の後、Julieは下がって、鉄人バンドのInstrumentalが始まる。
この時点で、Julieが歌ったのは58曲。
鉄人バンドは、60曲目だ。
つまり、鉄人バンドは演奏し続けて、合計82曲演奏したということだ。
Julieが歌ったのは80曲でも、鉄人バンドは82曲演奏した。
今さらながら、「鉄人バンド」という呼称がいかに相応しいかわかる。
鉄人Julieには、鉄人バンドだ。  

2011年8月29日 (月)

人間60年 ジュリー祭り 第1部Disc.3

Disc.3へ。第1部はまだ16曲残っている。

「いっちゃうぞ~」で、「単純な永遠」が始まる。
「ジュリーマニア」でも本編最後で歌ったね。
Julieの精神にぴったり合う曲が続く。
21世紀に作られた曲ばかり6曲続く。

収録曲

1.単純な永遠(90)
2.届かない花々(04)
3.つづくシアワセ(02)
4.生きてたらシアワセ(07)
5.greenboy(05)
6.俺たち最高(06)
7.睡蓮(03)
8.ポラロイドGIRL(89)
9. a.b.c...i love you(90)
10.サーモスタットな夏(97)
11.彼女はデリケート(80)
12.君のキレイのために(00)
13.マンジャーレ!カンターレ!アモーレ!(97)
14.さよならを待たせて(95)
15.世紀の片恋(00)
16.ラヴ・ラヴ・ラヴ(69)

7曲目の後に短いMCがある。
曰く、「頭がパッツンパッツンになってきました」
と言いながら、「今度はノリノリでいくぞ~!」と更にヒートアップを宣言する鉄人Julie!

そういえば、この「今度はノリノリでいくぞ~!」を京セラドームでも言ったのだけど、言う所を間違えたんだよ、Julie。
確か、「単純な永遠」の前に言ったんだった。
Julieがノレって言ってるから、私は?となりながらノッたわよ。
あとで間違えたと自分で笑っていたよね。

ノリノリ曲は、「ポラロイドGIRL」から「マンジャーレ!カンターレ!アモーレ!」までの6曲。

「彼女はデリケート」の後、Julieが明るく元気に、「ボロボロ~!ボロボロ~!」と叫ぶのが好きだ。
歌詞間違いも笑って吹き飛ばすみたいな豪快さが気持ちいい。
でもやっぱりJulieには、そんな中にも可愛さがあるんだな。

とにかく、ドームのJulieは大きかった。
どうなっても動じないという肝が据わっていた。
いつの間にか、Julieはそういう大きな人間になっていたのだね。

ノリノリの後で、バラード「さよならを待たせて」をじっくり聴かせた。
京セラの時、私はこれで前半終了と思った。
そうしたら、もう一度、走り曲が来た。
まだ走るかと驚いた。それが、「世紀の片恋」。
そして、1部の最後に来たのが、「ラヴ・ラヴ・ラヴ」というわけだ。

08123dome426

感動したわ。大コーラス隊が現れて、会場はLの字の波で。
私は念願だったLの字を作ることができた。
今、またPCの前でやってしまったわ。

この後、余韻の冷めぬ間にサインボールを投げるとは、Julieの言うとおりJulieらしくないことをしたわね。
「手伝って」とバンドのみんなに言うJulieが可愛い。

1部終了。42曲。休憩なしでここまで歌った。すごい。
この後の休憩はわずか30分。

2011年8月28日 (日)

人間60年 ジュリー祭り 第1部Disc.2

歌で綴るJulieの歴史、PYGの次は、当然ソロとしての最初の曲から。

収録曲

1.君をのせて(71)
2.許されない愛(71)
3.あなたへの愛(73)
4.追憶(74)
5.コバルトの季節の中で(76)
6.巴里にひとり(75)
7.おまえがパラダイス(80)
8.6番目のユ・ウ・ウ・ツ(82)
9.晴れのちBLUE BOY(83)
10.Snow Blind(05)
11.明星-VENUS-(87)
12.風は知らない(69)
13.ある青春(73)
14.いくつかの場面(75)

9曲目までが、時の流れにそって歌われた曲。
1983年までで、一応区切りをつけている。
世間的にいわゆるヒットした曲はここまでと言うことだね。
ああ、それにしても、いい曲ばかりだ。

ここで、突然問題です。
この9曲の中で、オリコン1位になった曲はどれでしょう。

答えは「追憶」だけ。
私の記憶では、オリコン1位の曲は、
「危険なふたり」「追憶」「時の過ぎゆくままに」「勝手にしやがれ」「ダーリング」の5曲だけだ。
オリコン1位になるというのは難しい時代だったわ。
ここでは、Julieの代表的な大ヒット曲は歌われていない。
それは2部で歌われる。
そういうこととは関係なく、私達にとって想い出深い曲ばかりだ。

「コバルトの季節の中で」は、亡き久世さんを想わずにはいられない。
歌の最後に天井を見上げて指を立てるJulieは、ああ、久世さんの魂と交信したのねと思わせた。
08123dome178

10曲目から14曲目までは、ヒットとは関係なく、Julieの歌唱と鉄人バンドのコーラスを際だたせてくれる佳曲を歌う。
これがまた素晴らしい!

「Snow Blind」。
綺麗なコーラスで始まる。鉄人バンドみんなのコーラスだろうか。
素敵なJulieの声の後ろで、コーラスが綺麗だ。
「ああ~ああああ~あああああ~」の綺麗な声は誰だろう。タイキさんかしら。

私がウットリしていたら、どうやらJulieも気持ちよかったらしくて、私の中で有名な言葉がJulieの口から出る。

すごく気持ちいいんですけど~
ノーゲスト!私達だけ!」

その後の4曲の素晴らしいこと!
Julieの歌も、コーラスも、演奏も。
私は、今超一流を聴いている。ああ、シアワセだ~
ここが1部の聴かせどころか。
ああ~素晴らしかった。感動。

08123dome263

この後のJulieの挨拶も感動ものだ。

「まだ終わりませんよ~」でDisc.2は終わり。
この時点で、27曲。
普通のコンサート1回分を超えている。

2011年8月27日 (土)

人間60年 ジュリー祭り 第1部Disc.1

1991年の「ジュリーマニア」から17年後の2008年。

やっと、ここにたどり着いたぞ。「人間60年ジュリー祭り」だ
さて、これは言わずもがな、2008年12月3日、東京ドームにて収録されたもの。

08123juliematuri1

収録曲

1.OVERTURE
2.そのキスが欲しい(93)
3.60th. Anniversary Club Soda(08)
4.確信(00)
5.A・C・B(00)
6.銀の骨(95)
7.すべてはこの夜に(84)
8.銀河のロマンス(68)
9.モナリザの微笑(67)
10.青い鳥(68)
11.シーサイド・バウンド(67)
12.君だけに愛を(68)
13.花・太陽・雨(71)

鉄人バンドの(この時はまだこう言ってなかったけど)「OVERTURE」で、京セラドームの始まりがありありと思い出されて興奮する。
あの時は、即立ち上がったけど、なかなかJulieが出てこなくて焦れた。
東京ドームでは分かっていたから焦れたりはしなかったが。
今は長く演奏してくれることが嬉しい。
あの時から、私は鉄人バンドのファンにもなったのだ。

「そのキスが欲しい」を最初に歌うと、誰が予想しただろう。
これで、Julieは40年以上歌ってきた歌手としての心意気を示したと思う。
ヒット曲だけを網羅するライブではないこと。
ヒットしなくても大切に歌ってきた数々の愛しい曲たちを歌ってこそ、Julieの生きてきた道を表現できるのだ。

でも、80曲歌うことにするまでは、Julieもいろいろ考えたようだ。
考えた末の結論が、80曲歌うという前代未聞のライブとなった。
今となってはよくわかる。これが正解だったと言うことが。
使える時間内にできるだけで歌うという姿勢は、「ジュリーマニア」の時にも見られたが、それがもっと大きくはっきり打ち出されたライブだった。

Julieには惚れるしかない。ああ、惚れ惚れする。
なんて力強く歌っていることだろう。

CO-CoLo時代の研ぎ澄まされ美声、ジュリーマニア頃の脂ののった歌声。
いやいや、それ以前の遠いタイガースの頃の、PYGの頃の、ソロ初期の頃の、スーパースターと言われていた頃の、長い歴史の歌声が甦って、今この声に集約される。
そう、それまでの全ての歌声は、ここにたどり着くのだ。
歌声が、どの時代よりも力強いのはその為だ。

まだスタートしたばかりだというのに、Julieはこれでも声をセーブしているのだろうか。
すでに全力で歌っている。
最初からよく声が出ている。

さあ、タイガースの歌だ。
「銀河のロマンス」からスタート。前期の曲が続く。
「青い鳥」でタローの所を歌っているのは誰だろう。
声だけで判断できない。カズさんかな?
DVDを観たら分かるかしら。
よし観てみよう。

観たよ。カズさんが歌っている。タローの声に似ているなあ。
20110822210240dome9aoitori1

さ、CDに戻ろう。
タイガースの曲、後2曲。
「シーサイド・バウンド」。ピーの奇声が聴きたいよ~
Julieはサリーの低音をまねてるね。
そして、「君だけに愛を」。
バックの音を聴きながら、これをタローとピーとサリーで聴けるんだと思うと興奮するわ。
トッポの高音部を歌ってるのは誰かしら。
あの独特の高い声を持つ人はなかなかいないね。

Disc.1の最後は「花・太陽・雨」。
ギターが音が綺麗だ。
Julieの声が神々しい。

「ありがとう、サンキュー、アリガトーネ」しか言わないで、ノンストップだから、あっという間に終わった。

もう一度聴こう。

「60th.Anniversary Club Soda」は、わざわざ「30th.」を「60th.」とタイトルを変えている。
変えた歌詞が、京セラではよく聴き取れなかった。
東京ドームでやっと分かった。
♪今宵のシンガーは ちょうど還暦 金髪にした いかれた奴♪
あれから、もう3年が経った。
今年のライブも記念となるライブだ。
さしずめ、「TG Anniversary Club Soda」だね。

タイガースの曲まで7曲は、Julieの80曲の中で、挨拶代わりの7曲だと思う。
「私はこういう人間ですよ」という名刺代わり。
「A・C・B」では、もちろん、♪2008年でもくたばってなかった♪と歌った。
「銀の骨」では、もちろん、♪しあわせおそれない♪を歌いたかった。
「すべてはこの夜に」、ここで歌うために、今まで歌ってきたのかもしれないのだ。

そして、いよいよ、歌で綴るJulieの歴史の開始だ。
もちろん、もちろん、ザ・タイガースから。
タイガースの歌は時間順ではないけれど、まずは前期のヒット曲を。
「僕のマリー」が歌われなかったことについての考察を読ませてもらったときに、ああなるほどと納得した。
Julieの歴史にとって、大切な大切な全ての始まりの曲だから、Julieにとって大切な大切なザ・タイガースの復活のライブの時にこそ歌われて、その価値は証明できる。
そういうことなのね。

PYGで終わったDisc.1。
Disc.2は、Julieの歴史、ソロ時代の曲へと続く。
明日が楽しみだ。

2011年8月26日 (金)

武道館コンサート ジュリーマニア DISC-2

DISC-2を聴く。

20100310224957

収録曲

①TOKIO
②ポラロイドGIRL
③シ-・シ-・シ-
④ジャスト・フィット
⑤6番目のユ・ウ・ウ・ツ
⑥ノンポリシ-
⑦自由に歩いて愛して
⑧晴れのちBLUE BOY
⑨KI・MA・GU・RE
⑩単純な永遠
⑪ス・ト・リ・ッ・パ・- (アンコール1)
⑫STEPPIN’STONES
⑬ラヴ・ラヴ・ラヴ
⑭ヤマトより愛をこめて(アンコール2)

1曲目は「TOKIO」だが、最初の何分かはインストルメンタルだ。
後半は、いっそうガンガン飛ばしていく。

3曲目でTGの「シー・シー・シー」。
間で無音になるとき、Julieが何を言うか何をするかが楽しみ。
ジュリワンの時は、立てた指を見て「一?」と首をひねるという可愛いアクションだった。
この時は、「俺と一緒にやんねえか。それから始まったぜ、ベイビー」だった。
さて、今年は如何に?

6曲目「ノンポリシー」が聴けて嬉しい。
ライブで聴けるのはここだけだもの。

7曲目「自由に歩いて愛して」は名曲だと思う。
いつでも、前奏を聴いた途端に身体が弾む。

それは8曲目の「晴れのちBLUE BOY」も同じ。
身体が勝手に動く。動きながらキーボードをたたいている。
しかし、「架空のオペラ’86」の時はそうはならなかったなあ。
やはり、アレンジ、演奏の違いかしら。

9曲目「KI・MA・GU・RE」もずっと動いている私。

Julieのおしゃべりはほとんどなくても、楽しいライブだ。
ドームの時と同じような状況なのだね。
時間を惜しんで、1曲でも多く歌おうとしている。
おしゃべりより歌だよ。
これこそ本当の歌手というものでしょう。
「ありがとおっ」しか言っていない。

本編最後は「単純な永遠」。
この曲はJulieの好きな曲。重要なところでよく歌われる。

「まだ8時36分だ。いっぱいやる曲があって、できない曲もいっぱいあって、ごめんな」
このJulieの言葉が好きだな。
もっともっと歌いたかったんだ。
歌が好きで好きで、Julieの歌を聴きに来る人のためにたくさんたくさん歌いたいんだ。
だから、休まずに歌い続けるJulie。
ありがとうね、Julie。
Julieのファンでシアワセです。

そして1回目のアンコールの最後が「ラヴ・ラヴ・ラヴ」。
本当に最後は「ヤマトより愛をこめて」。
じっくり聴かせるのは、最後のこの2曲のみ。

「ラヴ・ラヴ・ラヴ」は最後に歌われることが多い。
きっと、秋からのライブも、最後は「ラヴ・ラヴ・ラヴ」だと思う。
私達の愛の讃歌「ラヴ・ラヴ・ラヴ」を、Lの字を掲げてTGと共に歌いたい。
ドームでも体験したけど、今度はタイガースだ。

と普通に思ったが、あるブログで、中井さんを偲んで、いきなり「ラヴ・ラヴ・ラヴ」でスタートという予想を目にして、想像してみた。
確かに、1曲目は中井さんを偲ぶ曲で始まるはず。
阿久さんの時のように私達も起立して、中井さんを偲ぶ歌を共に歌う。
想像の中では、やはり「僕のマリー」になる。
ザ・タイガースの一番最初の曲。
中井さんが共に合宿をしてまで世話をし、そして、デビュー曲にこぎ着けた。
その一番思い入れのあるデビュー曲、「僕のマリー」。
売れるか売れないかまだ分からなかった頃のみんなが友だちだった時の歌。
私の想像の世界では、最初は「僕のマリー」になる。

Julieたちは曲順を変えただろうか。
辛い切ない気持ちを抱えて、最後の練習に取り組んでいるのだろうか。
NHKの取材なんかも入るんだっけ?

ああ、またまた、想いが「ジュリーマニア」からずれて、今年のほぼタイガースライブに行ってしまった。いかん、いかん。

「ラヴ・ラヴ・ラヴ」は、シンプルなとてもいい歌だ。
ZUZUの普遍的な歌詞が、時代を超えて聴く人に訴えかける。
今私は、思いきりLの字をして横揺れしている。
家族は見ていないよね。キョロキョロ。

「ヤマトより愛をこめて」もJulieの好きな曲。
情感込めて最後の曲を歌う。
♪今はさらばと言わせないでくれ♪
終わりだけど終わりではない。
Julieの歌の道は、これからも果てしなく続くのだ。

「またね~」これがライブ最後の言葉。
そう、また逢える。また歌が聴ける。
Julieは歌い続けてくれるから。

2011年8月25日 (木)

武道館コンサート ジュリーマニア DISC-1

1991年10月11日、日本武道館で行われた、芸能生活25周年記念コンサートのライブ盤「ジュリーマニア」を聴く。
今日はDISC-1だ。
「架空のオペラ’86」から5年後。Julie、43才。

収録曲

①I Believe in Music
②彼は眠れない
③CANDY
④シ-サイド・バウンド
⑤あなたに今夜はワインをふりかけ
⑥危険なふたり
⑦許されない愛
⑧魅せられた夜
⑨ダ-リング
⑩勝手にしやがれ
⑪G.S. I LOVE YOU
⑫SPLEEN~六月の風にゆれて~
⑬時の過ぎゆくままに
⑭Dont' be afraid to LOVE
⑮君が泣くのを見た

アカペラの1曲目「I Believe in Music」は久しぶりに聴くが、最初から声がよく出ていてとても素晴らしい。
これがこのライブの挨拶の曲だね。
私は音楽を信じてここまで来たのだって。

91juliemania03

挨拶代わりの1曲目の後は、最近の曲「彼は眠れない」でいきなりガンガン飛ばす。
次は、70年代のオリジナルロックの曲を。

バックの音が、架空の時と違う。
違いをうまく説明できないけど、音が弾んでいる感じがする。

Julieの声も違うように感じる。
架空の時は危うい研ぎ澄まされた美声が魅力だったが、今度はあの頃より、透明感の中にも落ち着いた深みのある感じの美声だ。

ドームの時ほどではないにしても、25年を振り返るような選曲なので、ヒット曲が多い。
TGの曲は、2部も見てみると、「シーサイド・バウンド」「シー・シー・シー」と「ラヴ・ラヴ・ラヴ」の3曲。
31曲中の3曲。TGを特別懐かしむような選曲ではない。みんながのれる選曲かな。
ちなみにドームの時は、80曲中、TGの曲は9曲。
割合的にはそう変わらない。
やっぱり、80曲というのが大きいから、たくさん聴けた気がしたのね。
いよいよちょうど2週間後にせまった今年のライブは、27曲くらいだったっけ?

って、今は「ジュリーマニア」です。心を元に戻して、戻して。

「シーサイド・バウンド」の後で短い挨拶。
「ジュリーマニアの諸兄諸姉~」
「しょけいしょし」なんて言葉、私は使ったことがないわ。
Julieって熟語を普通によく使う面白い人。

テンポよくどんどん歌っていく。
ヒット曲をたたみかけるようにノンストップで続けて、とても聴き応えがあった。
10曲目の「勝手にしやがれ」の後で、やっと、MCだ。

聴く方も一息つく。

どうやら台風の中のコンサートだったようだ。
「大変な中をありがとうございました」ありがとう、ありがとうを連呼している。
東京ドームの時が雲一つない突き抜けるような快晴だったことを思えば、この時は、本当に大変だったんだと思う。
そこに天の意思さえ感じてしまう。試練はまだ続くよというような。

しかし、天候はそうでも、Julieの歌声に曇りはない。
11曲目からバラードを続けるのだが、のびやかな美しい声だ。うっとりする。

14曲目の「Dont' be afraid to LOVE」のこの映像がとても好き。
遠くの照明がぼおっと月のように丸く浮かんでいるところに、端正な、本当に端正な横顔。
見惚れます。

91juliemania06

声もビジュアルも、落ち着いた中年の魅力を発揮している「ジュリーマニア」の頃のJulieだ。

2011年8月24日 (水)

架空のオペラ’86 4枚目

いよいよ最後の4枚目。

収録曲

Vol.2 SUMMER LIVE'86 ②

A面
1.愛の嵐ースカンジナビア幻想ー
2.流されて… 
3.サムライ
B面
1.ジャスト・フィット 
2.彼女はデリケート
3.”B”サイドガール~夜のみだらな鳥達

1曲がますます長くて、曲数の少ないこと!
3曲ずつなんて驚き。

粘っこく、でもさらさらした感じの声で(矛盾した表現だわ)、Julieがまとわりつくように「愛の嵐」を歌っている。
「流されて…」も同じく。
Julieにまとわりつかれるのは良いけど、9分は長すぎる。
でも、気持ちいい

「サムライ」だって、8分以上よ。長い!
でも、でも、Julieの声は素敵と何度でも言いたい。
この時は、研ぎ澄まされて触れるもの全てを切ってしまう刀のようだと感じる。

歌によって声の印象が変わる。
これがJulieの歌唱力というものだろうか。

86hukyowaon3_2 不協和音より

今、「ジャスト・フィット」。エロイ声でエロイことを言うのよJulieが。イッチャッテマス。
いいわ~

あっという間に、今度は体育会系に戻って、
「さあ走るぞ~みんなも痩せようぜ~!」と言って始まった「彼女はデリケート」は、あの短い曲が5分以上!
5分以上走ったということね。
長い間奏を聴きながら、全力で走っているJulieを想像する。
面白いんだ。Julieが身体が弱い振りをするものだから。
「からだ弱いねん、頭弱いねん」
「おなか痛いねん、足も痛いねん、腰もんで欲しい、からだ痛いねん」
最後は、息絶え絶えに「ありがと」。きゃん、可愛い~

最後の「”B”サイドガール~夜のみだらな鳥達」。
心を込めて丁寧に歌う。
美事な歌唱にひれ伏すのみ。

4枚を通して、Julieの歌声の魅力はどうだろうと驚くような気持ちで聴いた。
ライブ盤を聴いていくたびに、声は進化し、その時にしか聴けない歌声を聴かせていると思う。
この頃のJulieの歌声はこの時しかなくて、たとえ生でなくても聴けることを感謝したい。
フェロモンマックスの声だよね。

後、15日。今しか聴けない歌声が待っている。

2011年8月23日 (火)

架空のオペラ’86 3枚目

3枚目と4枚目は、1986年のSUMMER LIVEを収録している。
今夜は3枚目だ。

収録曲

Vol.2 SUMMER LIVE'86 ①

A面
1.闇舞踏 
2.無宿
3.ヴァニテー・ファクトリー
4.アリフ・ライラ・ウイ・ライラー千夜一夜物語ー
B面
1.おまえがパラダイス
2.ホワイト・ルーム~スタンド・バイ・ミー
3.ヴォラーレ

86kakunoopera

私は、このSUMMER LIVE TOURの大きなパンフレットを持っている。
ぼろぼろになった茶色の紙の袋に入っている。
しかし、私の記憶は情けなくて、なぜ持っているのかが分からない。

ツアースケジュールを見れば、8月31日(日)に広島郵便貯金会館でライブがあった。
日曜日なら行けた。でも行った記憶はない。
行ったのならさすがに覚えているよね。行ったことくらい。
そこにチケットでも残っていれば、コンサートに行ったのだと証明できるが、何もない。
ただ、パンフを持っていることが分からない。
その頃ファンクラブに入ったから、パンフレットが買えたのだろうか。
あの頃の私に、もう一歩踏み込んだ行動力がなかったのが恨めしい。

パンフの中にJulieのメッセージがある。

86summerlivepamphlet

Julieの叫びが聞こえたような気がした。

実際、歌の中でJulieは叫んでいる。
1曲目「闇舞踏」、2曲目「無宿」を聴いていると、暗い闇に引きずり込まれそう。
特に、「無宿」では、Julieは歌詞を即興して、絞り出すように、世間やマスコミのあらゆる不条理を憎み叫んでいる。

私は思う。
あの頃、スーパースターJulieを叩き貶めることに喜びさえ感じていたのではないかと思われるマスコミ並びに大衆という化け物に、Julieが殺されなかったことを心から安堵すると共に、Julieの繊細さの中にある何ものにも負けない図太さに拍手喝采を送りたいと。

そのせいかどうか、あの頃の歌は、アラビア風であったりスカンジナビア風であったり、Julieの精神は歌の中で遠くに飛んでいる。

CO-CoLOの演奏は長くて、たたみかけるような若々しさはないが、老練な感じはする。
Julieの傷ついた心には(全然傷ついていなかったかもしれないけど)、年上のメンバーが多かったことは良かったかもしれないな。

それにしても何にしても、Julieの声が素晴らしいに尽きる。
粘っこい歌い方で「ホワイト・ルーム」を歌っている。素敵だ。
そこから「スタンド・バイ・ミー」へ。
夜ヒットでこれを歌ったJulieを思い出す。
ロングソバージュだった。長いコートを翻してかっこよかった。
この頃が、Julieの歴史の中で一番髪が長かった。

最後の「ヴォラーレ」のまた素敵なこと。
「無宿」で憎むように歌ったことなど嘘みたいに、艶めかしく色っぽい声で愛の喜びを歌う。
あれもJulie、これもJulie。