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2014年10月10日 (金)

南相馬ライブ2 いくつかの場面とヤマトより愛をこめて

昨日は、疲れて腑抜けみたいになった。
忘れないうちに飯舘村で見たことを書いておこうと、起きあがってPCに向かった。
書き終わって、またすぐダウンした。

今日は元気になって、8日のライブを思い出していた。
本当に、本当に、全ての歌が素晴らしかったと思う。

中でも、強く心に残るのが、本編最後の「いくつかの場面」だ。

元気いっぱいにロックナンバーを歌い終わって、泰輝さんのピアノ前奏が始まると、会場はしんと静まり、Julieの歌声に耳を澄ませた。

歌い始めたときに、ぞくっとした。
想いが豊かに込められた美しい歌声だった。
高音部が苦しそうだった。
だからそこだけ残念だった、なんて少しも思わなかった。
かすれた声で必死に言葉を伝えるのが、それがむしろ心を揺さぶった。

最後、手をゆっくり開いていって、会場をゆっくり見回して、みんなをその腕の中に抱きしめた。
今までも見てきたシーンだけど、特に心に染みた。
今、Julieは、新しい大切な場面を抱きしめたと感じたからだと思う。

そして、後ろ向きになった。回した手を、首に持っていってキスしてるみたいなポーズをして、くるりと振り向いてちょっとおどけた。

隣のファンの方が、「せっかくいいとこなのに」と笑っていた。

あまりに美しく終わったから、Julieは照れ隠しでふざけたくなったのねと思った。
そこがJulieらしいと思った。

もう一つ、アンコール最後の「ヤマトより愛をこめて」が、また最高に素晴らしかった。

この歌はこれまでも、何度もその素晴らしい歌唱に酔いしれてきたのだが、今回、最高の上の最高の歌声を聴いた。

♪今はさらばと言わせないでくれ♪

これがこんなに沁みたことはない。
さらばと言いたくない、また逢いたいとJulieは歌っていた。

これを最後の最後で歌う意味がやっと分かった。

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