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2011年6月12日 (日)

思いきり気障な人生

Julieの最初で唯一のオリコン1位を取ったアルバム。
シングルになった曲が5曲も入っていて、まるでベスト盤のようだ。

私はこのLPを持っていない。
何故、当時買わなかったのだろう。

半分がシングル曲だったからかな。
それとも、この年1977年2月に結婚したせいかな。

2003年にオークションで、「思いきり気障な人生」と「いくつかの場面」2枚組のCDを手に入れ、聴いたことがなかった残りの5曲を聴いた。
ちなみに落札額は6250円だった。

ここから3枚の阿久悠全作詞のアルバムが、実は苦手だった。
Julieらしくないと思った。
Julieらしくないどころか、世間的には、この頃のJulieのイメージが今でもJulieのイメージなわけだが、私はJulieらしくないと感じたのだ。

それまでのアルバムは、そういうことは感じなかった。

でも、ザ・タイガースのデビューからのシングル曲が、自分達の思いとちょっと違うと感じつつも、売れればそれで良かったのだと納得できるように、この時代の阿久悠作詞の曲も、たいそう売れて、結果的にこれで良かったのだということだと思う。

阿久さんとの時代は、Julieは完璧に演じている。
衣装から、パフォーマンスから、歌い方から、全部、真剣勝負の中で創り出されていると感じる。

そこが凄い。
徹底している。

Julieの頂点が、誰も到達できない高みに極まった時代のアルバム第1弾。
それが、「思いきり気障な人生」。

初めて聴いた5曲の中では、「ラム酒入りのオレンジ」がいい。
これくらい軽い方が好きだ。

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